【ま行】から始まる美容成分を見やすく簡潔にご紹介 - ミツロウ、無水エタノール、メチオニン等
〈ま〉
■ マンヌロン酸メチルシラノール
<保湿剤、皮膚コンディショニング剤>
マンヌロン酸オリゴマーとモノメチルシラノールのエステル。海藻由来の有機誘導体で、肌に弾力と柔軟性を与える。
皮膚コンディショニング剤や保湿剤として、スキンケア化粧品やボディケア製品に使用される。
〈み〉
■ ミツロウ
<基材、感触改善>
ミツバチの巣から生成されるワックスである。主成分はパルミチン酸メリシルなどのロウエステル。乳化剤としてコールドクリームに、油性成分としてリップなどのスティック製品に使用される。
〈む〉
■ 無水エタノール
<溶剤>
水をほとんど含まないエタノール。エタノール含量が99.5%以上と高純度で、蒸発が早いため殺菌・消毒効果が少ない。精製水を加えて濃度を調整することにより、幅広い用途に使用できる。化粧品や香水の溶剤として使用される。
〈め〉
■ メタリン酸ナトリウム
<キレート>
リン酸の1種であるメタリン酸にナトリウム塩を反応させて得られます。金属イオン封鎖能、緩衝(かんしょう)作用、分散作用、洗浄作用に優れ、
シャンプーやリンス、洗顔料などに使用されています。
■ メチオニン
<保湿>
タンパク質を構成する必須アミノ酸の一つ。生体(毛髪、爪など)の成長を促進する働きが特徴。ヘアケアやスキンケア製品に使用される。
■ メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
<紫外線吸収、退色防止>
メトキシケイ酸をエチルヘキシルアルコールでエステル化したケイ酸塩系紫外線吸収剤で、UVBを吸収し、皮膚の火傷や炎症の原因となる日焼けを防ぐ。日焼け止め製品に広く使用されている。
■ メナジオン
<血液凝固>
ビタミンK3。天然ビタミンK1、K2よりもビタミンKとして強く作用する合成ビタミン。ビタミンKが不足すると出血時に血液が凝固しにくくなる。血液凝固作用があるため、湿疹や皮膚炎の治療に用いられる。
〈も〉
■ モノイソステアリン酸ポリグリセリル
<乳化剤>
イソステアリン酸とポリグリセリンのエステルで、非イオン活性剤である。従来のポリグリセリン脂肪酸エステルに比べ、優れた可溶化作用を示します。
また、高温での可溶化製品の安定性を向上させます。乳化剤、分散剤として使用される。
■ モノラウリン酸ポリグリセリル
<乳化、洗浄、発泡、エモリエント>
ラウリン酸とポリグリセリンのモノエステル反応によって得られる非イオン界面活性剤。人間の皮脂に似た脂肪酸で構成され、保護膜を作ることで肌の潤いを保つ働きがある。乳化剤、
顔料分散剤、エモリエント剤として使用される。